不動産物語

不動産売却について詳しく解説

2017-02-23から1日間の記事一覧

田舎不動産の売買契約について、実践的契約書の読み方

本章では不動産売買時の契約書(宅建業法上は37条書面と呼ばれる)について説明します。基本的に、契約当事者間でやりとりする金銭ルールの枠組みはこの契約書を取り結んだ段階で大枠が決まってしまいます。 先の重要事項説明書は購入契約前の物件そのもの…

田舎不動産の相場を知る。地元相場とは?値引きは可能?

田舎不動産には「地元値(地元相場)」という値段があります。これはその地域に長く住んでいる人、地元の人達から信用されている人等が、物件を紹介してもらう場合に、一般の人が購入するよりもはるかに安い値段で紹介してもらえる値段(相場)です。その土…

未造成地とは?

田舎物件には上記のような分譲地以外にも、山林や田畑などに全く手を加えず現況のまま売りに出す土地もあります。それが未造成地です。分譲地と比べると土地に手が加えられていない分、価格がかなり安いといえます。 坪1万円以下のものもザラで、全く手が加…

建ぺい率・容積率とは?

敷地面積に対する建築面積の割合を建ぺい率といい、敷地面積に対する延べ床面積全体の割合を容積率といいます。建ぺい率40%、容積率80%となっている200坪の物件であれば、平屋で80坪、2階建て以上で160坪までの家なら建てられるということで…

田舎物件の都市計画法とは?

通常、都市計画の区域内・外の別を表示しています。区域内で用途地域(1種・2種住居地域、商業地域等合計で12種類ある)の指定があれば、その表示がされています。 大まかに説明すると、日本の国土は都市計画区域内(市街化区域・市街化調整区域・未線引…

田舎物件の土地の面積単位とは?

通常、不動産の場合には表示単位として「㎡単価」や「坪単価」を用いますが、田畑や山林などの田舎物件の場合には面積が広いため、「畝(せ)」「反歩(たんぶ)」・「町歩(ちょうぶ)」という単位が使われることがあります。約3.3㎡で1坪、1畝は約3…

田舎物件の地目とは?

土地の場合、登記簿上の地目が表示されます。田舎物件では地目変更手続きをしないである場合など、登記簿上のこの地目と現在の現在状況とが異なる場合があります。 ただ、建物を建てる際の基本的な目安がここでわかりますから、現地を見る前の参考になります…

田舎物件の価格とは?

チラシや情報誌にはその物件の「売出価格」が表示されます。ただしここに記載されている金額はあくまでも希望売出価格なので値引きも十分可能です。 (手続き上の仲介手数料は含まれていません)契約交渉時にはこの「売出価格」から指値をいれて「成約価格」…

どうやって選別する?田舎物件の選び方!

皆さんが田舎不動産を評価する際、どういう物件を選んだらいいのか、また、自分が選ぼうとしている物件が売出し価格に照らし合わせてはたして買い得な物件といえるのかという判断は難しいのではないかと思います。 そこで本章では、一般の素人の購入者が気づ…

田舎不動産の値段の決まり方を知ろう!

都市部の不動産物件とは違い、田舎の不動産物件の値段(相場)はわかりにくい、という声をよく耳にします。特にこれまで不動産売買になじみのなかった人や田舎暮らしに縁のなかった人であれば無理もない事なのですが、これからいざ田舎不動産の売買の当事者…

【田舎物件】購入後の知恵

さらに物件引き渡し後にも覚えておくべき事があります。購入時には不動産取得税、各年次ごとに固定資産税、都市計画税がかかってきます。 贈与を受けて住宅購入した人は、贈与の翌年に確定申告をしなければなりません。住宅ローン利用して購入した方は「住宅…

購入申し込みと売買契約締結・残代金の決済・所有権移転登記、引き渡し

新築で抽選方式を採用している物件を除き、基本的に一般に出回っている流通物件は先着順で申込者の優先順位が決まります。 具体的には申込証拠金等を入れたり、買い付け証明等を記入して売り主と交渉してもらったりと、やり方は各社・取り引きケースに応じて…

【田舎物件】物件の情報収集・物件見学

一般的には情報誌に出てくるような都市部を中心とした物件というのは不動産業者の側にしてみてば、売れ残りのカス物件である傾向が強いのですが、こと田舎物件に関する限り情報誌の活用は有効だといえます。 都心に住んでいる方が遠隔地の物件の情報を効率よ…