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不動産物語

不動産売却について詳しく解説

【不動産売却】問題解決をサポートする人的ネットワークとは?





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問題解決に向けた提案は一人でできても、問題解決そのものは一人ではできない場合が少なくありません。

 

提案を実現するまでにどのような手順を踏んでいけばいいのかというプランは描けます。しかしそれは、ラフスケッチにすぎません。

 

現実に物事を進めていくと、描いていたプラン通りに進まないという場面に出くわします。その局面をどうすれば打開できるか、そこにはやはり、場面に応じた専門家の協力が不可欠です。

 

そうした専門家のネットワークは問題解決をサポートする重要な役割を担います。パートナー選びに当たっては、その点も見過ごさないようにしてください。

 

まさにこの専門家の人的ネットワークが生かされたものといえます。この事例のことをまず、簡単におさらいしておきましょう。

 

不動産は築50年近い地上4階建ての中古ビル。立地は幹線道路沿いの商業地です。それを総額約5000万円で購入し、改修工事を実施。恵まれた立地条件を生かしてテナントを誘致することで総額1億数千万円台の値付けが可能という収益ビルに生まれ変わらせました。

 

ここまで仕上げるには、測量とテナントを誘致するテナントリーシング、この2つの領域で専門家のサポートを受けています。そしてそれが、不動産の価値引き上げに大きな役割を果たしているのです。

 

隣地境界を調べていくと、あわや越境かという可能性が浮上したのです。ただ、わずか0・02㎡ですから手の打ちようはあるかもしれないと測量会社とも検討した末、途中に境界ポイントを一つ増やし、隣地境界を直線から折れ線に変えることで越境の可能性という問題を解決できることが分かったのです。

 

そうした測量のデータは事実に基づくものですから、隣地所有者との交渉を進める上でも欠かせないものです。

 

不動産会社と測量会社といえば、測量業務を委託する側と受託する側で上下関係になるのが普通ですが、私はそれぞれの道の専門家として対等であると考え、これまでも問題解決を図るべき場面で局面打開への協力を得てきました。

 

そうした関係性が、この例でも生かされたわけです。テナントリーシングで協力を得た専門家とも長い付き合いです。中古ビルを収益ビルに生まれ変わらせることによって、実際にどの程度の賃料収入を確保できるか、はじき出してもらったりしました。

 

収益性を見るためにこちらでも見込みの数字を算出してはいましたが、立地条件を踏まえればもっと確保できるという見立てでした。それだけではありません。テナント候補になる事業者を実際に数組、現地に案内したりもしています。

 

テナントが入居し収益を生み出して初めて価値を持つ不動産ですから、その役割は非常に大きい。それだけに、こうした人的ネットワークは不動産会社にとって貴重な財産です。

 

一人の人間、一つの会社にできることは限られています。だからこそ、いまはさまざまな領域で連携の重要性が指摘されています。公民連携もそうですし、企業間のアライアンスも盛んです。不動産の世界もまったく同じです。豊富な人的ネットワークを背景に、チームとして仕事に臨む体制こそ、問題解決に欠かせません。

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