不動産物語

不動産売却について詳しく解説

格安リゾートマンション―購入時の注意点





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近時、テレビ番組の影響などもあり、かつてのバブル時代のスキー場周辺などのリゾート地のマンションが数十万~数万円程度の破格の値段で売りに出されているケースがあります。

 

 

こうしたリゾートマンションはつい販売価格に目を奪われがちですが、注意すべきは管理費・修繕積立金、各種税金といった維持費です。

 

 

基本的にかつてのリゾートマンションは共用設備が充実しており、またホテル一体型でレストランなどの飲食店なども利用できたりしていました。

 

 

しかしこうした付帯的な共用施設も現在は利用されなくなり、かえって維持費がかさんでいるマンションが多いのです。築30年以上の激安マンションなどは、設備や内装が傷んでいるものがほとんどであり、その場合でも現況引き渡しとなり、補修費などが別途かかります。場合によっては毎月の管理費・修繕積立金が異常に高額になっているケースもあり、購入費用よりも維持費用の方が多くかかるケースもあるのです。

 

 

(これぞ、まさに負動産)リゾートマンションも老朽化は避けられません。マンション共用部分の維持管理はマンションの管理組合が行いますが、特に地方のマンションだと、管理組合(マンションの所有者は強制的に組合員になります)もうまく機能していないケースもあり、メンテナンスにおいて放置されていることもあります。

 

 

以前の所有者からの滞納管理費も滞っていることもよくあり、その場合、購入者が支払い義務を負うケースもあります。このようなマンションの場合、滞納者は意外に多いのです。通常、維持管理については管理費同様に毎月修繕積立金を所有者が払い、それが積み立てられますが、イザ修繕が必要になった時に、高額の一時的な修繕費を徴収されるようなケースもあります。要は、(共用部分を管理している)そのマンション管理組合の財政状態が悪化していることが原因となり、維持管理がうまく機能していない場合が多いのです。

 

 

マンションのような集合住宅の場合、専有部分は購入者の皆さんが各人でリフォームしたりできますが、共用部分は組合員となった管理組合の意思決定によって運営がなされるため、個人だけの意向で修繕やメンテナンスができないのです。

 

 

「マンションは管理を買え」とは昔からよく言われてきた言葉ですが、こうしたリゾートマンションを購入する場合には、購入時の価格だけに目を奪われることなく、マンション管理組合の財政状態や運営状態、その後の維持メンテナンスの計画を考え合わせた上で購入しないと、後々後悔することにもなりかねませんので、よく調べた上で購入を検討しましょう。

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