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不動産物語

不動産売却について詳しく解説

田舎で仕事をする。情報入手と仕事スタイル

田舎物件




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田舎暮らしをするにあたって、とりわけ若い世代の永続的な移住者であれば現実的な生活基盤として、田舎でどのように仕事をしてゆくのかという問題があります。

 

 

特に生活資金に支障のない年金生活に入ったリタイアメント世代以外の方や週末だけの田舎暮らしを目的としている人であれば、そういった問題はないのですが、仮にそういった方々であっても、その土地で具体的にどのような活動や第二の仕事をしてゆくかということが老後のライフスタイル上、重要なテーマになってきます。

 

 

自分は基本的に何がしたいからこの地に移り住んだという方であれば特には問題ないのですが、単なる自然環境の良さや物件の安さに引かれて、明確な目的意識をもたずに田舎暮らしをはじめると、後になってこんなはずではなかったという状態に陥りかねません。

 

 

そこで田舎移住者の仕事の探し方と取り組み方を具体的に紹介しておきましょう。1田舎求人情報ルートまずは田舎で仕事を見つけるためのオーソドックスな情報ルートの紹介です。

 

 

一般的なのは情報誌の活用です。ここ数年で首都圏のサラリーマン世代の方でUターンの希望就職者が増加に伴いそうした情報媒体が増えてきました。「田舎暮らし」をテーマにした雑誌にも時折仕事探しに役立つ情報が織り込まれています。

 

 

インターネットで地方情報と同時に大まかな求人情報も入手することもできます。地方情報に関連したサイトも個人が主催しているものから大手企業のものまで無数にありますが、各地方自治体が開いているサイトが一番信用がおけます。

 

 

ハローワークではHPから全国各地の求人情報が取り出せます。首都圏に住んでいる方でもっと詳しい近時情報の入手や直接相談をしたければ、自治体が開設している事務所、ハローワークの管轄で地方ごとの人材Uターンセンターや都道府県事務所、各県のUターン窓口を利用すれば全国の求人情報を閲覧できましょう。

 

 

こうした機関では定期的にフェアも開催しています。特定の業種に限っての相談ということであれば、それに応じた相談機関も存在します。農業をやりたいというのであれば、全国新規就農ガイドセンターがありますし、林業なら全国林業労働力育成センター(全国森林組合連合会)、漁業を目的としているのであれば、沿岸漁業就業者確保育成センター(全国漁業協同組合連合会)があります。

 

 

各地方の伝統工芸にも産業支援のセンターが存在しますし、そうした窓口で希望の職業に応じた具体的な相談ができますから積極的に利用してみてはどうでしょうか。

 

 

例えば、田舎暮らしというと代表的なのは農業ですが、新規就農向けのバックアップ機関はいくつかあります。自治体の第3セクターを設け、農業の担い手を支援しようという研修や農地取得の斡旋の動きもありますし、就農準備学校といったものもあり、それを目指す人にとっては利用価値が大きいといいえます。

 

 

新規就農の相談窓口としては全国農業会議や都道府県・市町村が2、3年でプロとして独立できるような農業実務研修をやっています。農地の斡旋、融資相談にも応じてくれるケースもあり、農業経験のない人にとっても就農の道が開けています。

 

 

2近年の田舎移住者の生活スタイルこうした農業や林業、海洋漁業、酪農といった仕事は田舎でしかできないものです。都会環境ではそれをすることができないため、最近ではそうした仕事に就くために田舎暮らしをはじめる人もいるようです。

 

 

ただ、最近のスタイルとしてはむしろそうした仕事を副業に据え置いて、サラリーマンを続けつつ田舎暮らしに踏み切るというケースが一般的です。とりわけまだ十分働ける世代の永住希望者であれば、現実的な選択肢として、地方都市あるいは近郊の企業に勤めつつ、住まいは車で通える距離の値段的にも安い農村部に居を構える、という選択肢を取るケースが増えています。

 

 

最近の移住者の傾向としては、これまで培った自分の能力やキャリア、趣向に合った仕事に結びつけた地域貢献スタイルが一般的です。

 

 

意外に知られていませんが、地方就職には実は「公務員」という道もあります。これは各自治体によって違いますが、地方公務員でも中途の採用枠が出ることがあります。

 

 

基本的な職種は、大きく「事務職系」と「技術職系」とに分かれますが、どちらも相応の技術・キャリアを持った人であれば、待遇面でも納得のいく仕事は見つかります。

 

 

地元役場でも欠員募集をしている地域もありますし、そうした方向で住む地域を探してみるのも一つの方法かもしれません。

 

 

田舎というと職場においても「地元意識の強さ」や「地元のコネクション」が色濃く出るイメージがあったのですが、最近はUターンIターン組の転職者も多く、相当な立場の役職にも就くようになってきているため、かつてのような田舎特有のしがらみはこうした官の行政職でも薄らいできています。民間企業でも技術職で一定のレベルを持った方であれば、地方企業では引っ張りだこです。

 

 

情報処理に関わるシステム構築・ネットワーク技術の仕事キャリアを持った方であれば、相当な活躍ができるといえます。地方でも情報化・ネットワーク化は急激なスピードで進行していますから相応のレベルの技術をもっているような人であれば市場価値は高いものがあるのです。

 

 

一般的なサラリーマンでもそのスキルの高さに応じて、地方でも十分に通用します。相応のスキルのある方であれば、首都圏の企業で勤務するよりも地方企業での方が収入が上だったというケースもあります。

 

 

これはある意味で田舎でこそ仕事の需要があり、自己のキャリアが発揮できる状況なのだともいえます。例をとって金融関係の営業職などは外資系のファンド・クレジット・保険業が徐々に進出・浸透してきており、国内地方の富裕層に目を向けた営業活動を展開してきています。

 

 

そういった職種の仕事に携わってきた方であれば、不況の波を直接被らず、徐々に活性化の兆しを見せている地方こそが狙い目ともいえるため、新たな市場開拓にもつながるスタイルで営業展開できるのかもしれません。

 

 

その土地に貢献できるだけの技術なり商売のノウハウがあるのなら自営という選択肢もありえます。開業医や弁護士・会計士といった士業などはいい例ですが、その地に長くいるつもりなら自分の職業に合わせた目線で地域選択する目をもつことも大切でしょう。

 

 

場所を問わない職種の仕事(作家や芸術職、工芸家)であれば、住いが都会であろうと田舎であろうと関係ありません。都会の喧騒にいるよりはよほど静寂な環境を保てるため、むしろ田舎こそは最高の仕事場といえます。

 

 

アトリエや広い敷地を要するため田舎でないと難しいということもあり、現実に田舎暮らしを実践している方々で意外に多いのがこういったクリエイティブの職種の方々です。

 

 

こうした方々にすると、一方で限りなく自然環境と調和した居住空間を手に入れつつ、より高い収入を得られるだけの環境作りができるのだといいます。週末だけ自分の趣向にあった副業に励むために田舎に居を構える、というのでもいいでしょうし、職種や仕事形態によっては土地面積の広い田舎の方が適した運営ができることもあります。

 

 

今の段階では、田舎で仕事ができるという状況に移行するまでには数年先はかかるといった方であれば、そうした状況になることを前もって見越して事前に不動産だけでも手に入れておくことが望ましいのかもしれません。

 

 

可能性として、今なら余裕資金で買えたものが数年先には値上がりして買えなくなってしまった、ということもなきにしもあらずです。

 

 

3田舎での仕事のあり方が変わってきている?!

 

 

(最近の傾向)近年の田舎暮らしブームを後押ししているバックグラウンドにはインターネットを含めた通信環境・ネットワーク網の発達があります。こうしたネットワーク環境・インフラ・通信交通網も年を追うごとに整備され、さらにサービスそのものが高度化・拡大化・低料金化されてきているのはあえて説明するまでもないと思います。

 

 

こうした環境変化によって、仕事形態も変化してきており、従来の仕事そのものが場所を問わずにできてしまう方向に移行してきています。

 

 

個人事業の形態であるSOHOにみるように、ネットワーク環境が整い、多少なりとも独立した形で仕事ができる体制にある方であれば、日常的な仕事も物理的な環境にこだわらずに仕事ができてしまえるのです。アウトソージング化が進み、特に契約形態がフリーという立場で仕事をしている方であれば、すでに多くの方が実践しはじめていますが、要はデジタル化の波に対応できる仕事能力があれば、田舎住まいと同時並行で十分に従来の仕事ができてしまうということです。

 

 

仕事の形態にもよりますが、現在、組織に関わって仕事をしている方であっても、従来の首都圏集約型だった仕事形態は今後変わってゆく可能性が十分あります。というよりもビジネスそのものがネット利用を重視したものになってきており、それが国内・世界標準レベルで進んできている状況下では仕事空間がどこであろうと構わないのです。

 

 

いわば住まいとしても仕事場所としても、都市部に縛られる理由がなくなりつつあり、地域拡散が図られてきているのですが、こうしたスタイルの変化がこれまでできなかった一般人の田舎暮らしの実現を後押しし、加速化させているのだといえましょう。

 

 

こうした傾向は同時に田舎の産業の活性化・高度化につながってきています。基本的には昔から田舎といえば地場産業は土木建設業であり、今でも過疎地域ではそうした産業が主流です。

 

 

ただ、少し地方都市近郊に近いエリアに入ってくると状況がここ数年で一変してきています。有名なソフトウエア開発会社やネットワーク設計事業会社といった企業が入ってきたり、設立される中で、同時に人材の流動も盛んになっています。

 

 

農業の世界ですらバイオテクノロジー・ナノテクノロジーに絡むビジネスにまで繋げてしまうベンチャー企業が各地に登場してきています。かつてのような「田舎といえば雨天耕読」という捉え方ではひとくくりにできなくなってきています。

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