不動産物語

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露天風呂の作り方、10万円以下で作る露天風呂?





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田舎生活を始めようとする人の中には生活の中に露天風呂を取り入れたいと考える方が多数いらっしゃいます。

 

 

温泉地に程近いエリアの物件や温泉付き物件を購入するなり取得方法はあります(中古流通物件の場合、温泉権という期間限定の利用権が含まれる。期間が到来したら再契約。)が、自力で趣向に合わせた温泉を思い通りに作り上げてしまいたいと考えている人にとっても方法がないわけではありません。

 

 

そんな温泉なんて自分で作れるの?と疑問を投げかけられそうですが、心配は無用です。セルフビルドを前提に自分で作ろうというのであれば最低ライン10万円前後の予算で作り上げることができます。(専用の製作キットも業者から販売されてます)製作手順は以下のとおりです。

 

1設置場所の決定

 

この段階の注意点として、まず、他人の視線を受けやすい場所を避け、眺望のよい場所を選ぶことです。住宅に近すぎると、湯気や湿気が建物に一日中あたってしまい、建物寿命を短くしてしまいます。

 

 

2土台作り・コンクリートの流し込み最初に砂利を15から20センチ敷き、圧力をかけて基礎を固めます。この段階の作業はその後の土台作りのベースとなるので、しっかりと固めてください。

 

 

次にベニヤ板等で側面の型枠を作りながらコンクリートを流し込みます。約15センチほどの厚みになるようにしてください。鉄筋のワイヤーメッシュを使えば、さらに強くなります。コンクリートそのものは約一週間ほどで固まります。

 

 

3防水剤の塗布・モルタル敷き

 

コンクリートが固まった段階で、防水性を高めるために防水剤を塗ります。(このアスファルト防水の作業を怠ると湿気や冬の霜の原因になってしまいます)さらにモルタルを敷きます。

 

 

(これは次に岩をレイアウトする際の接着効果と防水保護のために行います)最後に、岩やタイル(皆さんの好きなかたちのものをいろいろ選んでください)を設置しますが、注意として「大理石」を使うと温泉成分と反応し、溶けてしまう性質があるので避けてください。

 

 

かつては温泉といえば病気のリハビリや慢性疾患の治療を目的とした湯治目的の人が大多数でしたが、近時では観光客の温泉ブームに乗ってストレス解消や娯楽で温泉に浸かりに来る人が増えました。

 

 

温泉の効能というのは、温泉成分を温泉に浴することで皮膚や粘膜を通したり、飲用による薬理作用が主ですが、水圧や温熱による物理作用効果もあります。「なぜ温泉で病気が治ってしまうのか」という病気治療効果の医学的原因は現代でも今だ解明しきれていない部分も多いのですが、昔の日本人は経験的に温泉の薬理作用を知っていたのでしょう。

 

 

ちなみに不思議な話ですが、治療に効く群馬のさる有名な温泉では糖尿病や更年期障害、慢性肝疾患はいうにおよばず、末期ガンや重度の原爆症患者すらも健康体にしてしまったといいます。

 

 

(日本国内には治癒効果の優れて高い「秘湯」が私が知るだけでも4ヶ所存在します)もちろん予防にも効きますが、基本的に温泉は泉質によって効果的に直せる病気が異なります。

 

 

炭酸泉や食塩泉は消化器疾患や便秘に良く効きますし、放射能泉は痛風やリウマチに良いといった具合です。もし皆さんがこうした病気治療を主目的とした田舎生活を考えているのであれば、各地の泉質を調べ、温泉質ごとの適応症を考慮しつつ選ぶと良いでしょう。